こんにちは。
姿勢づくりインストラクター/パーソナルトレーナーの小宮一樹です。
7月も中旬となりましたね。
今週も福岡市西区の今宿青木教室だけでなく、ナカイチ(那珂川市)やMJR九大学研都市(福岡市西区西都)でのグループレッスン、福岡市南区のマンションサロンでの出張教室やご自宅での出張パーソナルトレーニングなど、ご利用いただきありがとうございました!
そんなグループレッスンやパーソナルトレーニングを受けてくださる方から、腰痛についてのご相談をよく受けます。
私が、訪問リハビリの仕事をしている時も、腰痛に悩まされている方は大勢いらっしゃいました。
腰痛の原因は様々ですが、腰痛がある方は股関節の動きが悪くなっている事が多く、腰痛改善のために股関節へのアプローチをリハビリにも取り入れていました。
股関節の動きが悪いから腰痛になるのか…
腰痛があるから股関節の動きが悪くなるのか…
どちらが先かは人それぞれですが、腰痛予防のために股関節の動きを良くすることは大切です!
そこで、姿勢づくりレッスンでも取り入れている股関節の動きを引き出す運動をご紹介します。
運動のやり方の前に、股関節について簡単にご説明を…
股関節は、脚の付け根の関節です。
大腿骨(太ももの骨)の大腿骨頭(球状)といわれる部分が、骨盤の寛骨臼といわれるくぼみにはまり込むようにして構成されています。
股関節の形状は球関節といわれ、寛骨臼を大腿骨頭が滑り転がるように動くことで、大きく動かすことができる関節です。
では、本題の股関節の動きを引き出す運動のやり方です
- 仰向けに寝て両脚を伸ばす
- 一側の脚の膝をまっすぐ胸の方へ引き上げるように脚を曲げる
- 脚を曲げた状態から膝を外側へ倒す
- 倒した脚を床に沿うように伸ばして1.の状態に戻る
股関節を中心にぐるっと脚を大きく回すような動きです。
逆の順番(4.3.2.1.)で脚を反対に回す運動も行います。
一側が終わったら、反対の脚も同じように動かしていきます。
それぞれ、3~4回を目安に痛みのない範囲でできる限り大きく動かしてください。
股関節の形状をイメージしながら動かすことを忘れずに!
股関節に障害(変形性股関節症、寛骨臼形成不全など)がある方は、専門家に相談して安全に行ってください。
股関節は、脚と胴体を繋ぐ関節であり姿勢や歩き方にも影響を与えるので、その動きは重要です。
大きく動かせる関節であるが故に、大きく動かさないと動きが悪くなりやすい関節でもあります。
一日一回でもいいので、しっかりと動かして関節の動きを保ちましょう!
腰痛だけでなく、姿勢が崩れることで生じる肩こりなどでお悩みの方、
姿勢づくりで症状を改善予防してみませんか?
パーソナルトレーニングでは、よりご自身の状態に合わせたプログラムをご提案させて頂いていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。